■貸金返還請求(期限なし)の場合の文例


   ■貸金返還を請求する内容証明の文例です。

              通告書
     前略、私は貴殿に対し平成○年○月○日、金10万
     円を期限を定めず、無利息でお貸しいたしました。
     しかしながら、現在に至るも未だ全く返済して頂い
     ておりません。
     つきましては、本書到達後10日以内に、元本金1
     0万円下記銀行口座に送金にてご返済頂くようお願
     い致します。
                記
        ○○銀行○○支店 普通預金口座○○○


     なお、平成○年○月○日までにご返済頂けない場合、
     直ちに民事訴訟を視野に入れた法的措置を検討致し
     ておりますので、念のため申し添えます。


                     平成○年○月○日
   被通告人 田中太郎 殿

                 通告人 小川 浩樹 

   ※文例には、最後に「返済頂けない場合、民事訴訟を視野に入れた法的措置
   を・・・」と書いてありますが、これは、強い調子で相手に迫る方針の文例
   です。
   この内容証明を送付する前に口頭による請求を一度もしていない場合などで、
   もう少し穏便な雰囲気を出したい時には、「上記期限内にご返済頂けない
   場合には、その理由と今後の返済計画を文書にてご回答ください。」などの
   柔らかい文面でもよいでしょう。



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行政書士 小川浩樹(兵庫県行政書士会会員 阪神支部所属)

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